こんにちは。マリリです!
現在小学2年生の長女モモコは、小さい頃、アンパンマンが大好きでした。
本当に、尋常じゃないくらいアンパンマンが大好きでした。
モモコは初めての子供だったので家にはアンパンマングッズなど無く、こちらからアンパンマンの番組を見せた覚えもありません。

その頃は私自身も子供の事があまりわかっておらず、ほとんどの子供がアンパンマンが好きということも知りませんでした。
それでもどこかで目に入ったのか、1歳前くらいからアンパンマンにものすごく反応するようになりました。
初めて喋った言葉はもちろん「アンパン」です。お約束ですね〜( ´∀`)
そんなモモコの小さな子供時代と現在の話です。今子供がアンパンマンが好きすぎなんだけどどうしようという方に読んでもらえると嬉しいです(^^)
どこへ行ってもアンパンマンを見つける日々
アンパンマンにはグッズが沢山あります。
というか、子供が関係するものでアンパンマンが付いていない物なんて無いんじゃないかというくらい全ての物を網羅していますよね(^^;)
食べ物、服、靴、アクセサリー、おもちゃ、絵本、乗り物、DVD、洗面グッズなどなど…
100円くらいの小さなものから数千円する大きなものまで、本当に数えきれないくらいのアンパンマングッズが至る所に売っています。
そう、どこへ行こうと何かしらのアンパンマングッズと出会ってしまうのです。
そして恐ろしいことに、アンパンマンが大好きな子供はどんなに遠くからでもどんなに小さくてもアンパンマンを見つけてしまうんですよね(´Д` )
スーパーのお菓子コーナーにはアンパンマンのおせんべいやらビスケット。少し大きくなったらグミにチョコ。
レトルトカレーやふりかけだってあります。
ドラッグストアーではいつも使いもしない目薬や絆創膏をねだられました。

そしてアンパンマンが付いていると他の物より少し高かったりします…とほほ。
絆創膏は高いしケガしてなくても貼りまくるのでもったいなくて、途中からは100均の絆創膏にマジックでアンパンマンを描いていました。ケチな母でごめんよ(^^;)
毎日全身アンパンマンで過ごす長女
服装も、Tシャツを1枚ズボンを1枚と買っていくうちに毎日が全身アンパンマンになっていました。下着や靴下ももちろんアンパンマンです。

まさしく全身ですよ〜〜( ;∀;)
たま〜に頂き物のアンパンマン以外の服を着ていると、

あれっモモコちゃん今日はどうしたの!!?( ゚д゚)大丈夫!?
なんて驚かれていました。どんだけアンパンマンのイメージやねん(笑)
公園で初めて会ったママさんにも
「アンパンマン好きなんだね〜(*^▽^*)」
と一瞬で見破られてしまいます。それを聞いたモモコは

うん、アンパンマンだいすき〜♡♡
と、上機嫌でした…
テレビやDVDは時間を決めた
当時は、テレビで放映されているアンパンマンを毎週欠かさず録画していました。同じ話を飽きもせず何度も何度も繰り返し見ていました。
お気に入りのアンパンマンDVDもいくつかあり、放っておけばいつまでも永遠に見続けていたと思います。
旦那とも相談し、テレビやDVDは時間を決めて見過ぎないようにしていました。また、テレビに近づきすぎないように気をつけていました。
モモコは小2になった今でもテレビや動画は好きですが、今のところは両目とも視力は良いです。
もっとテレビが見たいと暴れる時は、他のアンパンマンのおもちゃで遊んだり、近くの公園へ出かけるようにしました。
外で体を動かすと私の方が疲れてしまいますが、モモコがテレビ漬けになるよりはいいかな…ということで、適当に家事をサボってモモコと過ごす時間を増やすようにしました。
アンパンマンにたくさん助けてもらった
だけどやっぱりアンパンマンはぼくらのヒーロー、子供やママの味方です。アンパンマンに助けてもらったこともたくさんたくさんあります。
アンパンマンといえば、出てくるキャラクターがめっちゃ多いですよね!
モモコが嫌いな食べ物は、

ほら〜このニンジンはキャロットぼうやだよ〜〜( ´∀`)
とか、

このたまねぎはオニオン鬼が食べてって言ってるよ〜♪
なんて言ったら頑張って挑戦していました。うふふ。
トイレやお風呂もアンパンマンと一緒だと機嫌が良くて助かりました。
モモコはお絵描きが好きだったので、アンパンマンの絵も数え切れないくらい描きました。鉛筆の良い練習になったと思います(^^)
寝たくない時やお出かけしたくない日もアンパンマンと一緒なら頑張ってくれました。
ありがとうアンパンマン!!
お友達がアンパンマンを卒業しても大好きだった
そんなこんなで月日は流れ続け、モモコが2歳になっても3歳になってもアンパンマンを卒業する気配は全くありませんでした。
それどころか、日に日にアンパンマンに詳しくなっていくではありませんか。
モモコが特に好きだったのが、ウォーリーをさがせのアンパンマン版みたいな『アンパンマンをさがせ!』という絵本。

小さい子向けやからめっちゃ簡単やろ!すぐに見つけたるわ〜♪
なんて思ってましたが、ところがどっこい。これが結構難しいんです!
何が難しいかというと、とにかく探すキャラクターがマイナーすぎる!!
おべんとうさんとなべこちゃんをさがせ!
なんて言われても、

いやいや、誰やねん!?初めて聞くわい!!
全く知らないキャラクターは誰が誰やらサッパリでした…。顔が似てるキャラも多いし…( ;∀;)
それでもモモコはよほど気に入ったのか、毎日毎日絵本を眺めていました。
アンパンマン好きのお子さんは必見です♡

一緒におでかけしやすいミニサイズもあるよ〜(^^)♫
ところでその頃、なんと同じ歳のお友達はプリキュアを見たりアナ雪を見たり仮面ライダーを見たりしていました。
モモコと同じようにアンパンマンが好きだったお友達もいつのまにかアンパンマンを卒業し、サンリオやディズニー、プリキュアに興味を持ち始めていました。
私はそれを知った時、かなりの衝撃を受けました。私には子供といえばモモコが基準であり、他の子供をまだあまり知らなかったのです。
そして、モモコがとても幼く、お友達がとってもお兄ちゃんお姉ちゃんに見えたものです。
幼稚園の年少クラスに入ってからも、モモコのアンパンマン魂は衰えることがありませんでした。
他のお友達がアンパンマンに見向きもしない中、モモコはひとりアンパンマングッズを嬉しそうに持ち、嬉々としてアンパンマントークを繰り広げていたのです。

この子はこのまま一生アンパンマンと共に生きていくのだろうか…
と、当時は本気で心配したものです。
今思うと「そんなわけないじゃん( ´∀`)」と笑い話にできますが、当時の私はかなり思い詰めていました。
子供の好きなものを否定するのはいけないことだとわかってはいるのですが、周りの子と比べて我が子は幼すぎるなぁなんて心配になったものです。
自然に卒業していった
幼稚園の年少クラスになって半年ほど経った頃でしょうか。突然その日はやってきたのです。
ある日、モモコが

おかーさん、明日幼稚園にアンパンマンじゃないタオル持っていきたい。
などと言い出したのです。
私は内心驚きましたが平静を装ってわかった、と一言言いました。
これはアンパンマン卒業の第一歩だなぁとなんとなく感じたんですよね。
そして、こうも思いました。

アンパンマンしか持ってないから明日別のタオル持っていけねー!!幼稚園のタオルとか服とか全部買い換えなきゃ〜(´Д` )
その日からバッタリとアンパンマン離れをしたわけではありませんが、徐々にアンパンマンの話をしなくなり、そのうち他のキャラクターに興味を持ち始めました。
きっと、幼稚園のお友達の影響でしょうね。幼稚園に通っていなければ、まだしばらくアンパンマンが好きだったかもしれません。
そして1ヶ月後にはプリキュアが大好きになっていました。おばあちゃんが、プリキュアの絵がプリントされている服を買ってくれました。
プリキュアが全面に押し出されたド派手な服を着てそれはそれは嬉しそうに踊っているモモコ。

…あれ?

アンパンマンドーンの服からプリキュアドーンの服になっただけじゃね…??
何かのキャラクターがいいっていうのは変わってないのね…なんて、ちょっと、とほほでした。
小学生になった今は特定のキャラクターにこだわらない
さてさて、小学生になった今は、あれだけ好きだったアンパンマンもプリキュアも卒業しています。

ホッε-(´∀`; )
ドラえもんや妖怪ウォッチなどのアニメは好きですが、昔のように服やグッズを欲しがることはありません。
私服も、キャラクターではないシンプルなものを好んで着ています。
全身キャラクターのハデ派手スタイルからよくぞここまで成長したものです(^^)
お友達のママに「アンパンマンなどのキャラクターの服は着せたくない」という人がいて、「モモコちゃんはいつもアンパンマンでダサいから親が服を選べばいいのに。」と言われたこともありました。
いやいや、そりゃ〜私だってたまにはシンプルな服とか着せたかったけどね!!本人がアンパンマン以外の服は断固拒否するんだもんっ!!(´Д` )
…とは言え、結局は本人の好きな服を着せていて良かったと思っています。
親の好みが必ずしも子供の好みと同じとは限らないのですからね。
子供の好きなものを認めて尊重していこう
当時は大袈裟ではなく本当に一生アンパンマンが大好きなんだろうかと本気で悩んでいました。
だけど今の元気なモモコがいるのもアンパンマンと過ごした楽しい日々のおかげだと思っています。
今言えることは、
「あの頃大好きだったアンパンマンを無理矢理卒業させなくて良かった。大好きなアンパンマンの服を着せる事ができて良かった。」
ということです。
最近よく「自己肯定感」という言葉を耳にしますよね。子供の自己肯定感、すなわち「子供が自分で自分を認める気持ち」が無いと、子供は前向きに困難に立ち向かうとはできません。
子供の好きな物を否定せずに認めることって、この「自己肯定感」を育てる第一歩であると私は思います。
これからも、子供が親とは違うものを好きになってもその気持ちを大切にして、本人の好きなものを尊重していこうと思います。
もちろん、悪いことや危ないことはいけませんけどね。
さてさて、次は一体何を好きになることやら…
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