こんにちは。マリリです♪
小学生と幼稚園児の2人の子供を持つ私は、現在、調理補助のパートをしています。
先日、なにげに「調理補助 パート」というワードを検索してみました。
すると、なんと…「きつい、辞めたい」というワードが出てきました!!
さらに調べてみると、ネットでは「調理補助の仕事はきつい、しんどい、大変」と言っている人が多かったです。
それでは、私の場合はどうかと言いますと…

現在の調理補助のパートは、とても楽しくやっています!このまま長く続けたいです♪
私の場合は、特にきつい、しんどいと感じたことはありません。
もちろん、調理の内容や職場によって大変さは様々です。人によって、感じ方もそれぞれ異なるでしょう。
今日は、私の調理補助パートの体験談をまとめました。これから調理補助のパートをしたいと考えている方は、是非参考にして下さいね(^o^)
調理補助のパートを選んだ理由
現在の職場には、知人の紹介で入らせていただきました。
でもきっと、紹介じゃなくてもこの求人を見つけたら応募していたことでしょう。
その理由は、小さな子供がいる私にとってとても条件が良かったからです。
- 昼食の調理補助なので朝早すぎない(出勤は10時半)
- 子供が小学校や幼稚園から帰る15時頃には必ず家に帰れる
- 残業は無し
- 週3、1日4時間程度の勤務(この辺は要相談)
私は、高齢者の方に関係する施設の昼食の調理補助をしています。
この昼食というのが主婦にとってはポイントで、朝早すぎず、終わるのはお昼過ぎ。つまり、子供たちが帰宅する時間には家に帰ることができます。

幼稚園児はパート後に急いでお迎えに行かなければならないので多少はバタバタしちゃいますが…(^_^;)
通常の飲食店とは違い施設では食事をする人数も決まっているので、「帰る間際に突然混雑して残業になってしまうかもしれない」という心配はありません。
一緒に働いているのは主婦の方も多いので、行事や子供の急病での休みにも理解があります。
昼食の調理補助なら、同じような条件の職場も多いと思います!
調理補助の仕事内容
私が働いている施設では、調理補助は火を使って調理はしません。実際の調理は、別の調理師が行います。
私は、あくまでも「補助」なのです。
出来上がった料理をお皿に盛り付ける
サラダ、デザート、メイン料理など、既に調理されて出来上がった大量の料理をそれぞれ器に盛り付けます。
それらをお盆に並べて、すぐに配膳できる状態にします。
高齢者の方が食べるので、それぞれ個人に合わせて盛り付けています。
具体的には、量が少ない人や多い人、細かく刻む、などです。
細かくする方法は1口サイズからみじん切り、ミキサーまで様々あり、間違えないように細心の注意を払います。

高齢者は噛む力や飲み込む力が弱い方もいらっしゃいます。万が一、喉に詰まらせてしまったら取り返しがつきませんからね。
洗い物などの片付け
調理補助、というと調理を助けるというイメージを持つ方が多いと思います。しかし、もう1つ、とても大切な仕事があります。
それが、「洗い物」です。

もちろん、調理師の方も洗い物をして下さいます。でも、洗い物は主に調理補助のパートさんがするところがほとんどだと思います。
大きな食洗機を使うので慣れれば早く洗えるようになりますが、なにせ、家庭とは比べ物にならないほど食器の種類や数が多いです。
慣れるまでは、洗い物は地味だし大変かもしれません(°_°)

飲食店でバイトなどの経験があれば、洗い物には慣れているかもですね(^^)
良い点
上に書いた内容と重複するものもありますが、私が実際に調理補助のパートをして感じた良い点を紹介します。
昼食なら朝早くない
朝食の求人だと朝がとても早いところがほとんどですが、昼食ならばだいたい10時〜10時半くらいからの出勤になると思います。

私は、10時半頃に出勤しています!
子供たちを送り出した後に少し家事をしたり一息つく時間があるので、気持ちにも余裕を持って仕事をすることができます。
時間が決まっているので残業が無い
私は、高齢者の方に関係する施設で働いています。
施設では毎日の食事の数が決まっているので、急に忙しくなったり暇になる、ということはありません。
昼食の時間も決まっているので、決まった時間に帰宅することができます。
残業がないので、子供が帰ってくるまでに必ず家に帰ることができるのです。
帰宅の時間が約束されていることは、子供がいる主婦にとっては重要なポイントだと思います!

同じ調理補助でも、勤務先によっては残業があるかもしれません。私のように残業したくない方は、必ず事前によく確認しておいて下さいね(^^)
メニューは1日1種類だけなので楽
これも施設ならではだと思いますが、提供する食事のメニューは1日に1種類だけです。(あくまでも、私の場合です)
「今日はコレ」と、同じ盛り付けをたくさん準備すれば良いので、そういう意味では楽です。
ただし、日替わりで毎日メニューが異なるので、盛り付けも使う食器も毎日変わります。
盛り付けに手間がかかるメニューの日は時間との戦いになります(´Д` )
補助なので難しいことはしない
調理補助には免許も資格もいりません。(調理師免許があれば優遇される場合もあると思います)
メインで調理をするのは調理師の方なので、難しい作業はありません。

私はいつも調理師さんの指示通りに仕事をしています。包丁は使いますが、火は使いません。
ただし、勤務先によっては下ごしらえやちょっとした調理を任されることもあるようです。
これから求人に応募する場合は、どの程度の調理をするのか事前に確認しておけば安心ですね。
料理上手になるかも!?
料理は、家でも私たち主婦の毎日の仕事です。
職場での経験をそのまま自宅で活かすことができるので、自分自身の料理のスキルアップにもつながります。
私は仕事で実際の調理はしませんが、切り方や盛り付け方・調理方法など隣で見ているだけでも勉強になることは多いです。
毎日の献立の参考になる
私の勤務している施設では、日替わりで毎日メニューが変わります。これは、日々の献立を考えるに当たり大変参考になります。
自分では思いつかないような美味しそうなメニューに出会うこともできます。
とは言え、私はもともと料理は苦手です。悲しいことに、ほとんど参考にできていません…( ;∀;)

でも時々マネして家で作ってみます(^o^)
毎日、「今日も美味しそうだなぁ…お腹すいてきたなぁ( ´∀`)」なんて考えながら仕事をしているのはナイショです☆
決まった人しかいないので、人間関係が良ければ楽
私は施設の厨房で働いているので、普通の飲食店の様に不特定多数のお客様が来ることはありません。
職場で会うのは、同じ施設の従業員のみです。
施設を利用している高齢者の方に挨拶をすることはありますが、知っている方ばかりだし厨房の中にいる私は長く話をすることはありません。
その様な狭い人間関係なので、意地悪な人や派閥などがなければとても楽です。人見知りの方には向いているかもしれません(^^)

毎日ほぼ同じメンバーで仕事をするので、人間関係が悪いと地獄でしょうが…こればっかりはこの仕事に限らないし、入ってみないとわかりません(>_<)
反対に、「色んな人と知り合いたい、常に新しい刺激が欲しい!」という方には不向きかもしれません。
大変な点
次に、働いてみて「大変だな」と感じたことを紹介しますね。
数を間違えないように気をつける
私は、高齢者の方に関係する施設で働いています。
上でも少し触れましたが、人によって食事の量や1口で食べられる大きさが異なります。アレルギーがある方には別のメニューを用意することもあります。
高齢者は食べ物が喉に詰まる事故が多く、些細なことが大事故につながる恐れもあります。だから、これは健康上とても大切なことなのです。
「今日は全部で◯人、そのうち量が少ない人が◯人、一口サイズに切る人が◯人、細かく刻む人が◯人、ミキサーをかける人が◯人、塩分控えめの人が◯人、魚アレルギーの人が◯人…」
↑このように、数を間違えないように注意しなければならないのでとても気を遣います。
慣れない頃は、途中でわけがわからなくなって数え直し…ということもよくありました(´Д` )
昼食の時間が決まっているのでスピードが求められる
私が働いている施設では、毎日メニューや数は変わりますが昼食の時間は変わりません。
毎日同じ時間に料理を提供できるようにしなければならないので、ある程度のスピードが求められます。
とは言え、慣れてしまえばそんなに難しいことはありません。
他の調理補助や調理師の方と力を合わせて頑張りましょう(^^)

厨房のチームワークがとても大切です!
立ち仕事なので疲れる
調理補助の仕事は、厨房の中で立って行います。
同じ場所にじっと立っているのではなくあちこちウロウロしたり、スープや大量の料理が入った熱くて重たいものを持つこともあるので力も必要です。
意外と体力がいるので、慣れないうちは疲れを感じるかもしれません。
火を使うと室内が暑くなる
上で書いたように、私は調理補助なので仕事で火は使いません。
ただし、同じ厨房にいる調理師の方が火を使うと室内がとても暑くなります。
私が働いている施設にはありがたいことに冷房があります。しかし、古い施設だと冷房があまり効かなくて夏はめちゃくちゃ暑い…ということもあるようです。
水を使うので手が荒れる
調理補助に欠かせない仕事の中に、洗い物があります。
食事を作る規模にもよりますが、調理器具や食器を合わせると毎日かなり大量の洗い物が出ます。
特に、冬場や手が荒れやすい人は注意が必要です。

私はハンドクリームを常備していて、仕事が終わると必ず手のケアをしています!
衛生面に気をつかう
食べ物を扱うので、衛生面や健康には特に気をつかいます。万が一、食中毒なんて出たら取り返しがつきません。
仕事中の手洗いや消毒はもちろん、子供たちから風邪や病気をうつされないかといつもビクビクしている私です。

どんなに注意していても、子供からうつってしまうんですけどね…(´Д` )
ネイルなど手のオシャレができない
調理補助は食べ物を扱うので、ネイルや華美な指輪などのアクセサリーはできません。
私は仕事中はピアスも結婚指輪も外しています。結婚指輪は外すように指導されたわけではありませんが、洗い物も多いので指輪に傷がつくのが嫌だからです。
私は普段からネイルをしないので特に気になりませんが、ネイルが好きな方にとってはデメリットだと思います。
人間関係が悪いと地獄
良い点に、「人間関係が良ければ楽」と書きました。
しかし、もしも調理補助の仕事で人間関係が最悪だったら……
その時は、地獄だと思います:(;゙゚’ω゚’):

幸い、私の職場の人間関係は良好です。調理補助に限らず、こればっかりはホント入ってみないとわかりません(´Д` )
調理をする厨房は、どうしても密室になってしまいます。限られた人数で、毎日同じ仕事をするのです。
私の場合は、いつも調理師さんと2人で仕事をしています。
狭い厨房の中に、私と相手の2人ですよ!!人間関係が良くないとしんどいですよね〜( ;∀;)
やりがい
料理に関わる仕事はとてもやりがいがあると私は考えています。
人間は、食事をしなければ生きていけません。食事を楽しみにしてくれる人は多いです。
私はいつも、厨房のカウンターごしに高齢者の方に
「いつもありがとう。」
「ごちそうさまでした。」
と声をかけていただいています。
食事をすることで感謝される、笑顔になってもらえる。
これは、本当に嬉しく、とてもやりがいを感じます。

私が実際に調理をしているわけではないのでちょっぴり心苦しいですが…(*´-`)それでも、「食」に携わる仕事って良いなぁと感じます。
求人のポイント
調理補助の求人は多いですが、その内容は様々です。
実際に調理補助として働いて、「大変かどうか」を見極めるポイントは次の2点だと思います。
- どの程度調理をするか
- 作る食事の数
調理補助の仕事内容は本当に幅広いです。
私のように
火は使わず下ごしらえや調理もしない。行うのは盛り付けや包丁で小さく切るだけ。
というところもあれば、
食材を切ったり下ごしらえもする。実際の調理もするし、盛り付けも行う。
というところもあります。
時給に違いはあるかもしれませんが、もちろん後者の方が大変です。
また、作る食事の数によっても大変さが変わります。
提供する食事の数が少ないほど作業や洗い物は楽です。一方、100食以上の大きな施設では準備も片付けも全てが忙しく毎日が戦場になると思います。
だから、できれば
- 難しい調理はしない
- 作る食事の数が多すぎない
↑このような、小規模〜中規模の厨房だと未経験の方も働きやすいと思います(^^)
まとめ:調理補助は主婦にオススメ!
私は、調理補助という仕事は子供がいる主婦にとって条件が良い場合が多い仕事だと思います。
昼食の時間だけならば出勤時間は朝早すぎないし、帰りも遅くなりません。子供が学校や幼稚園に行っている時間に働くことができます。
そうなると時間が短いのでたくさんは稼げませんが、「子供が小学校に行っている間に少しパートしたいなぁ」という方にはピッタリです!
そして、調理補助は食事をした人の笑顔が見れる喜びややりがいもあります。
家で毎日食事を作っても当たり前で「ありがとう」なんて言ってもらえないのに…多くの人に、ありがとう、と言ってもらえるのです。
ただし、上に書いたように大変な面もあります。
洗い物や片付けは単純作業なので、1人だとたま〜に話し相手がほしくなります(^^;)
これから求人に応募する方は、気になるところは面接などで先に確認しておきましょう。
調理補助のパートをしようかな、経験が無いけど大丈夫かな…と迷っている方は、是非チャレンジしてみて下さい。私は今の仕事を始めて良かったです(^o^)♪
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