こんにちは。マリリです。
連日、テレビやスマホで交通事故のニュースを目にします。
その中でも、5月8日に起きた大津市の交差点での交通事故はとても悲しいものでした。子供が犠牲になる事故は本当に辛いです。
そしてこの事故の後に、twitterで「保育士さんありがとう」という感謝の気持ちをツイートする動きがありました。
我が家の2人の姉弟も幼稚園へ通っているので、保育士の先生方には大変お世話になっています。
子供たちは先生のことが大好きです。私も先生のことが大好きで、いつも感謝しています。
今日は、保育士の方々への感謝の気持ちをブログに書きたいと思います。
私のような一般人でも自分の気持ちを多くの人に伝えることができるのは、ブログの良いところですね(*^^*)
保育士さんって
私の友人に、保育士の仕事をしている子が何人かいます。
彼女たちや子供が通う幼稚園の先生方を見ていつも思うことは、「保育士さんって本当に大変だ!」ということです。
そんな大変な中、いつも笑顔で子供たちを導いてくれる。先生だって、しんどい時や辛い時はあるはずなのに。
保育士の方々には、本当に頭が下がります。
仲良しの友人保育士と子供たちが通っている幼稚園の先生方を見ていて私が感じたことを書いていきますね。
私が思う保育士の大変さ
私は保育士ではありません。実際に幼稚園や保育園で働いたことはありません。
だから偉そうなことは言えませんが…私が感じた保育士の大変な点は以下の通りです。
外出すると園児や父兄に会う
小学校からずっと付き合いのある「いーちゃん」は保育士です。お互いの実家が近いので、独身の頃はよく遊んでいました。
いーちゃんは保育士の学校を卒業すると、地元の保育園で働き始めました。
私といーちゃんの休みは日曜日だったので、日曜日になるとよく一緒に遊びに出かけました。
遊ぶと言っても車で地元をぶらぶらする程度だったのですが、いーちゃんと一緒にいると必ずと言っていいほどいーちゃんの保育園の子供や保護者に会いました。
ある時は飲食店で。ある時はショッピングモールで。
なんと、車で信号待ちをしている時に隣に並んだ車が保護者の車だったこともありました。
車の窓を開けていーちゃんの保育園の園児が満面の笑みで手を振ってくれます。パパとママも笑顔で「いーちゃん先生こんにちは〜(^o^)」と話しかけてくれました。
シャイないーちゃんは照れくさそうに小さく会釈をしていました。
ずいぶん昔の話ですが、いーちゃんは子供に好かれる良い先生なんだろうなと感じたので、その時のことはよく覚えています。
いーちゃんはクレープが好きで外出するとよくクレープを食べていたのですが、近所のお店に行くとあまりに頻繁に園児や保護者と会うため、そのうち3駅ほど離れたお店までクレープを食べに行くようになりました(笑)

悪いことしてるわけじゃないし、園児に会ってもいいんじゃないの??
と私は思ったのですが、本人曰く、

次の日に保育園で「いーちゃん先生クレープ食べてたの見たで〜!!」って言われるとちょっと恥ずかしいねん…(´Д` )
とのことでした。
そういえば、『おかあさんといっしょ』のお兄さんお姉さんも
「私生活でも子供のお手本になるように生活しなければならない!!」
との理由から信号無視をしてはいけない、などの決まりが沢山あるみたいですね。
幼稚園や保育園にはそんな決まりは無いでしょうが、どこかで子供や保護者に見られているかもしれない…と思うと悪いことはできませんよね(^^)

いや、見られてなくても悪いことはしちゃいけないんだけどね!!
自宅の近くの幼稚園や保育園に勤務していると、こんな苦労?もあるようです(^^;)
実際に私が休みの日に出かけると、子供が通っている幼稚園の先生に会うことがあります。
先生にも子供がいるので、出かける場所は似たようなところになってしまうようです。
お互い目が合った時や子供が気づいた時は挨拶をしますが、少し離れた場所にいる時などは先生のプライベートなのでこちらからは声をかけないようにしています。
子供の前でお話をする
幼稚園や保育園では子供が集まって先生の話を聞く機会があります。
いーちゃんは、この時間を「お集まり」と呼んでいました。
いーちゃんが勤務していた保育園ではクラスの担任になると「お集まり」の時間に何かお話をしなければいけません。他のベテランの先生に見られていることもあり、めちゃくちゃ緊張するとのこと。
これって、よく考えたら大変なことですよね。相手は子供だとは言え、週に何回も大勢の人の前で話をするんですよ。
私なんて、人前に出るだけで緊張します。その上子供たちが喜ぶ面白い話をするなんてハードルが高すぎます!!
いーちゃんが初めてクラス担任になった年は、会う度に

次のお集まりは何を話そうかな…アレはこの前話したしなぁ…(>_<)
と、いつも頭を悩ませていました。
あまりに話のネタに困り、ついにはお集まりの時に私の話をしてくれたようです。
私と一緒にご飯を食べたことやカラオケに行ったことを園児たちに話すうちに、子供たちも私の名前を覚えてくれたみたいで(笑)
なんと、見ず知らずの子供から私の似顔絵をいただきました!!
いーちゃんに見せてもらった画用紙には、楽しそうに笑っている女の人が2人。
片方には「A子先生♡」と書いてあり、もう片方には「マリリ」と書いてありました。
絵を描いてくれた子と面識はありませんが、想像で私の似顔絵を描いてくれたようです。

まさかの似顔絵!!めっちゃ嬉しい〜〜(*´∀`*)♪
可愛い可愛いその似顔絵は、今もいーちゃんが大切に持っていることでしょう。写真撮らせてもらえば良かったなぁ〜(*´-`)
その後、私も返事をしました。当時その子が大好きだった「ハートキャッチプリキュア 」に出てくるキュアサンシャインの絵を描いてプレゼントしたのです。

↑キュアサンシャインは黄色担当です。他に、ピンクとブルーと紫がいます。当時はまだ生まれていなかった我が家の長女も、後にアニメを見て好きになりました。
私が趣味で描いた絵はヘタなのでプレゼントというのもおこがましいですが、まだ子供がいなかった私にとってその子が絵を描いてくれたことはとても嬉しかったのです。
保育士は大変な仕事だけど、こうやって子供から似顔絵やお手紙をもらえるのは保育園ならではだと思います(*^_^*)
持ち帰りの仕事が多い
勤めている保育園や幼稚園によって異なるでしょうが、私の友人の保育士は皆仕事を家に持ち帰っています。
仕事の内容は、主に「製作」です。教室や廊下に飾るタペストリーのような物を画用紙で作ったり、園児が作る工作の下準備などです。
飾り物は季節ごとに作らなければならないし、園児が工作をしやすいように画用紙を切ったりシールを分けたりしていました。
それがなかなか終わらず、いーちゃんは連日夜中までかかって作業をしたこともあったようです。特に運動会や劇の発表会といった行事前は製作の量が増えるのでとても大変です。
私の友人の保育士は、みんな手先が器用です。製作の完成品を見たことがありますが、めちゃくちゃ綺麗で上手なんです!!絵本のキャラクターとかそのまんまだし、色づかいも可愛くてセンスが光りまくっていました。

不器用な私には保育士はひっくり返っても無理だと思いましたね…(´Д` )
子供が生まれた今ならわかりますが、当時の私は保育士といえば日中の子供たちの世話だけだと安易に考えていました。
だから、この話を聞いた時はとても驚きました。それと同時に、保育士さんって本当に大変だなぁと感じました。
大人の前でも話をする機会が多い
いーちゃんが少しベテランの保育士になったある年、運動会の司会を任されました。
真面目ないーちゃんは、

運動会には保護者や来賓の方々がいっぱい来るから失敗は許されない!先輩の保育士や園長先生も見てるからめっちゃ緊張する〜〜(´Д` )
と、ずいぶん前から緊張しまくっていました。
先生という職業は人前に出ることも多いし、皆さん話がとても上手です。だから私は「先生が緊張する」なんて考えたこともありませんでした。
だけど、先生だって緊張します。初めての時はあります。当たり前ですよね。
だから、もし子供の幼稚園の先生が失敗したり話が上手にできなくても、「大丈夫ですよ〜(^^)」って先生が安心できる雰囲気を作りたいです。
結婚や妊娠に気をつかう
幼稚園や保育園は、4月に始まり3月にその学年が終わります。1度クラスの担任になると途中で辞めずに3月まで同じ先生、というのが一般的です。
だから、担任になった年は3月になるまで辞めにくいようです。他の保育士との兼ね合いや人数を考えると、自分の都合の良いタイミングで結婚や子作り…というのはなかなか難しいようです。
結婚も妊娠もおめでたいことです。特に保育士は子供に関わる仕事なのに、自分の子供を持つのに気をつかう、というのはなんだかおかしな話ですよね。
私は妊娠・出産などの理由で年度の途中に担任が変わることは嫌だとは思いません。むしろ、祝福したいです。私のような考えの方もたくさんいらっしゃると思います。
保育士さんがそういったしがらみに囚われることなくご自身のタイミングで妊娠や出産がしやすい環境になればいいなと思います。
病気にかかるリスクが増える
子供が集まる場所には病気がつきものです。幼稚園や保育園だけではなく小学校・中学校でも毎年インフルエンザが流行ったりしますよね。
インフルエンザなどの大きな病気から小さな風邪などを含めると、どこの幼稚園・保育園でも1年中何かしらの病気はあります。
だから、保育士は常に何かの病気にかかるリスクが大きいでしょう。
特に妊娠中は疲れやすかったり飲める薬が限られていたりするので、とても心配になりますよね。体調が悪くても休みが取りにくい場合もあるでしょう。
病気が流行っている時期でも毎朝笑顔で迎えてくれる先生方。いつもありがとうございます。
掃除も大変
子供の通う幼稚園で、時々胃腸炎が流行る時があります。
子供は吐きそうな感覚がよくわからずに遊んでいる時に突然吐くこともよくあります。(自宅でも何度も布団や服を洗いました。突然の嘔吐の対応は本当に大変です…)
そういった時も、幼稚園の先生方はいつも子供たちを避難させ、吐いてしまった子を介抱し、嘔吐物を素早く掃除してくれるようです。幼稚園にマニュアルがあるようで、トイレのところにいつも嘔吐物処理セットが置いてあります。
子供がおもらしをした時もきちんと着替えをさせて、服を洗ってくれます。
自分の子供でも嘔吐物の処理は大変なのに、たくさんの子供たちの面倒を見てくれる保育士の先生方。本当に、頭が下がります。
先生、いつもありがとう
そんな感じで、保育士って本当に大変な仕事だと思います。体力だって必要です。
我が家の2人の子供たちも幼稚園のお世話になりました(姉は現在小学生、弟は年少です)。
お世話になった幼稚園の先生は優しい方ばかりで、私も子供たちも先生が大好きです。
先生も、しんどい時や辛い時はあるでしょう。でも、毎朝笑顔で迎えてくれる先生のおかげで私も子供も安心して幼稚園へ行くことができます。
今お世話になっている幼稚園の先生方、全国の保育士の皆様。あなたたちのおかげで子供たちは元気いっぱいに頑張ることができます。
幼稚園で覚えたこと、できるようになったこともたくさんあります。
本当にありがとうございます。心より、感謝を込めて(*^^*)
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