こんにちは。マリリです。
子供がかかりやすい病気の1つに「水いぼ」があります。名前の通り、皮膚にいぼができるのです。
幸運なことに長女のモモコは水いぼにかかったことがありません。
が、しかし。
4歳下の長男ヨッシーは長い間、この水いぼに悩まされました。

コレいつ無くなるんやろ…このまま広がり続けたらどうしよう…(´Д` )
と本気で悩んでいたのですが、病院を5つほどハシゴして何とか完治することができました。

本当に良かったあぁぁ.°(ಗдಗ。)°.
水いぼは、治るまでに時間がかかります。治ったと思ってもまたぶり返す場合もあるので本当に厄介です。
今日は私が行った病院の様子やヨッシーが処方された薬を紹介していきます。
人それぞれ症状や体質が違うので合う薬と合わない薬があります。
でも、「こうやって水いぼが治ったと子もいるんだな」と、1つの体験談として参考にしてもらえたら幸いです。

水いぼ治療中の方、頑張ってくださいね!!
水いぼとは
水いぼは、ウイルスが皮膚に感染していぼができる病気です。ネットで調べるとすぐに画像が出てきますが、一般的には丸くてとても小さないぼです。
水いぼは子供によく見られる病気で、珍しいものではありません。
お友達のママと話をしていても、「うちの子も水いぼになったことがある(または今現在なっている)」という話をよく聞きます。
水いぼは重大な病気ではなく時間が経てば自然に治るものなので、水いぼになったからと言って慌てる必要はありません。
でも困ったことに、自然に治らずいぼが大きくなったり広がったりする場合もあります。
いぼが広がると目立ってしまうので本人も気になってしまいます。

できれば早めに治してあげたいですよね!
取るor取らない?水いぼの治療方法
水いぼの治療は大きく分けて2通りあります。
1つは塗り薬で時間をかけてゆっくり治す方法です。
もともと水いぼは放っておいても自然に治るものだそうです。ただし、すぐには治りません。1年、2年と長い時間が必要です。
その間に広がってしまうこともあるので、水いぼをかき壊してウイルスを広げないように注意しなければいけません。
そしてもう1つは、専用のピンセットで取る方法です。
↑こんなかんじで真ん中に穴が開いたピンセットがあります。これで、水いぼを1つ1つ取っていきます。
水いぼのウイルスを取ってしまうので塗り薬よりも治りが早い感じがしますが、この方法は痛いです。子供が泣き叫ぶ姿が安易に想像できますよね…(>_<)
病院によっては痛くないように事前に麻酔テープを貼ってくれるので、その場合は安心ですね。
また、ピンセットでいぼを取っても必ず完治するとは限りません。ウイルスが残っていたら、また同じ場所に水いぼができてしまうこともあります。
そうなると、何度もピンセットで取るのは可哀想な気もしてしまいます。
長男の病院めぐり
我が家の長男ヨッシーは現在3歳9ヶ月です。ヨッシーの水いぼは、なんと赤ちゃんの頃からずっとありました。
水いぼの場所は右腕のひじの内側です。そこに1つ、ポツンとニキビのようなものがありました。
2㎜ほどの小さな粒がずーっとなくならないので、皮膚科や小児科へ行った時に先生に聞いてみたことがあります。

腕のところにポツンとあるのは何でしょうか?なかなか治らないので気になっているのですが…
ドクターの返事は

何だろ〜気にしなくていいんじゃないかな〜HAHAHA( ´∀`)
という軽いかんじだったので、それからは気にしないようにしていました。
ヨッシーが3歳になった頃、腕の粒が少し大きくなっていることに気がつきました。この時は、まだ1粒だけです。
やはり気になったので、近所の皮膚科へ行きました。
皮膚科①おじいちゃん先生
私が初めにヨッシーの水いぼを見てもらったのは、近所の皮膚科①です。
皮膚科①は自宅から自転車で5分程のところにあり、いつも空いています。白髪で声の大きなおじいちゃん先生です。

診察はすぐに終わるけど薬をもらうための薬局がいつも長いです( ;∀;)
皮膚科①のおじいちゃん先生は「水いぼ」だと明言はせず、
「だいたい何にでも効く塗り薬出しちゃるわ〜(^o^)」
と言ってリンデロン軟膏という塗り薬をくれました。
そして、「そのうち治るやろうから基本は放置で良い」と言われました。

なんかテキトーっぽい…(不満)
ところが処方された薬を塗っても、腕の粒はなくなりません。
それどころか、突然牙を向いてきたのです。
ある時ヨッシーが

おかーさーん、おててがいたい(;ω;)
と訴えてきました。
痛がる腕を見てみると、なんと豆粒ほどのあの粒が爆発寸前のニキビのように大きくなっていたのです!!
皮膚科②地元で評判の病院
皮膚科①に少し不信感を持った私は、インターネットで調べた地元で評判の皮膚科②へヨッシーを連れていきました。
その時、爆発寸前のニキビの他に少し小さめのニキビのようなものがいくつかできていました。
ネットに出てくる水いぼの画像とは全然違う、本当にニキビや吹出物のようでした。本人も痛がっていたので可哀想なことをしたなと反省しています。

その時はブログを始めていなかったので写真は撮っていません。記録のためにも写真に残しておけば良かったなぁ(>_<)
「これは水いぼです」と診断してくれた皮膚科②で処方されたのは、飲み薬と水いぼに塗るイソジン、そしてナジフロクリームという塗り薬です。
ナジフロクリームはニキビ治療薬とお薬手帳に書いてありました。
流石は評判の皮膚科。いただいた薬のおかげで1番大きかったニキビのような水いぼは爆発せずに済みました。
そして1週間後、同じ皮膚科②で別の飲み薬を処方されます。言われた通りにイソジンをずっと塗っていますが、いぼは小さくなるものの、完治する気配はありませんでした。
病院で水いぼを取って治った、という話を友人から聞いていた私は、「水いぼを取ってもらえないか」と先生に聞きました。
しかし、その先生の返事は「ノー」でした。
「水いぼを取るのは痛い。子供が病院嫌いにならないためにも薬でゆっくり治しましょう」
というのが皮膚科②の考え方でした。
皮膚科③別のおじいちゃん先生
それからしばらく薬を塗り続けても、ヨッシーの水いぼは小さくなりません。
そこで、今度は皮膚科③へ行きました。こちらもおじいちゃんの先生で、看護師さんもとても優しかったです。
皮膚科③でいただいたのはデルモゾール軟膏という塗り薬です。
この先生にも話の中で
「水いぼは絶対に取らない。薬を塗りながら自然にひくのを待ちましょう。放置でもいいぐらいです。」
と言われました。
かかりつけの小児科
ある時、ヨッシーが風邪をひいたのでかかりつけの小児科へ連れて行きました。
そこで診察の時に水いぼを見せると、先生からまさかの提案が。
「うーん、結構大きいし取っちゃいますか!?(^▽^)」
…
えええぇぇーーー!!?

あれだけ本職の皮膚科で渋られたのにぃー!?小児科の先生って何でもできるのねっ!!(尊敬)
ということで、心の準備ができていないまま水いぼを取りました。
この小児科の先生、普段はとても優しいのですが、ヨッシーがいくら泣いても暴れても笑顔で容赦なく水いぼをブチブチと取っていきます。
うーん、さすがです(^^;)
取った後、先生は「硝酸銀で焼く」と仰っていました。綿棒のようなものの先に液体を付けて、患部に塗っていきます。

↑ピンセットで水いぼを取った日の夜の写真です。黒くなっているのは硝酸銀です。
この黒色は、1週間ほどで自然に無くなっていきました。
ピンセットがよほど痛かったらしく、ヨッシーは

ギャアアアァァ!!めっちゃ痛い〜もう行かん!!o(`◇´ )o
と怒りをあらわにしておりました。
小児科では強力レスタミンコーチゾンコーワ軟膏をいただき、患部に塗るよう言われました。

痛い思いをして可哀想だったけど、水いぼ取ってもらえて良かった!これでやっと治るかな♪
と、油断していたのも束の間。
せっかく取ったのに、水いぼが治ってない!!
また同じところにできて、しかもなんか大きくなっていました。

↑いぼの中に白い芯があるのが見えます。触ると痛いみたいです。
いくつか病院を回ったのに治らない。セカンドオピニオンどころかフォースオピニオンまでしたのに。
治る気配の無い水いぼに、私は絶望感でいっぱいでした。
半袖の季節を前に焦る私
この頃はまだ少し肌寒く、毎日長袖を着ていました。
長袖でひじの部分が隠れるため、水いぼがあることはわかりません。
でも、もう少ししたら半袖の季節になります。ヨッシーの水いぼは大きいので、半袖になれば目立ちます。
人から指摘されたり自分でかき壊して水いぼが広がるのが心配でした。ヨッシー本人も、半袖は嫌だと言っていました。
病院を変えても改善しない水いぼに、私は焦っていました。
皮膚科④一見キツそうな女医さん
インターネットで調べた皮膚科に、もう1つ気になるところがありました。でも少し遠いのと駐車場が狭そうなので今まで行ったことがありませんでした。

私は運転が下手なので狭い駐車場はできれば行きたくないのです…(>_<)
でも、そんな事を言ってはいられません。私は藁にもすがる思いでその皮膚科へ行きました。
そして、なんとその皮膚科の薬がヨッシーに効いたのです!
皮膚科④の先生は女医さんです。キリッとしたメガネをかけていて、診察中に笑顔はありません。
話し方もビシッとしたかんじだったので、私は心の中で
「話しにくいしちょっと怖そうな先生だなぁ…」
と思っていました。
先生がヨッシーの腕を見て薬を出すだけだったので、診察はあっという間に終わりました。
処方された薬はフシジンレオ軟膏という塗り薬のみです。
塗り薬は別の病院で何度ももらっていたので、私は半信半疑でした。家に帰って、とりあえず塗ってみます。

↑皮膚科薬④の薬を塗り始めて3日くらい経ったところです。いぼの中の白い膿が減ってきました。

↑それからまた3日後です。目に見えて、水いぼがひいてきました!

↑それからさらに3日後です。あんなに大きなブツブツが綺麗になってきました!
皮膚科④へ行ってから10日ほどで大きな水いぼがほぼ治りました。今までの苦労が嘘のようです。

これにはめちゃくちゃ感動しました!!半袖の季節までに治らないと思っていたので。皮膚科④の先生、本当にありがとうございます!!怖そうなんて思ってごめんなさいっっ
我が家の結論:水いぼは薬だけで結構早く治る
上でも触れましたが、水いぼの治療は2通りあります。
- 薬で気長に治す
- ピンセットで取っちゃう
ピンセットでいぼを取る方が手っ取り早く治る気がしますが、痛いし再発することもあります。

痛くないように麻酔テープを使ってくれる病院もありますよ〜!
塗り薬は治るまでに時間がかかる感じがしますが、今回いくつかの病院へ行ってみて、その子に合う塗り薬なら10日ほどで治すことができるとわかりました。
最後の皮膚科へ行くまでは、病院の塗り薬は全くと言っていいほど効きませんでした。
お風呂や着替えの時に大きく膨らんだ水いぼが見えるので、毎日水いぼの事を考えてはとても辛かったです。

「一生治らないかもしれない」と本気で悩んでいました(◞‸◟)
水いぼは命に関わる病気ではありませんが、ニキビのように大きくなれば痛いし目立ちます。辛いです。
なかなか治らないなら、同じ病院にこだわらず色々な病院を受診してもいいと思います。

私なんて病院を5つもハシゴしちゃいましたよー!
今回よくわかったことは、医者によって出す薬や治療方針が全く違うということです。
現在水いぼで悩んでいる方は、お子さんに合った先生や薬が見つかるといいですね(*^^*)
水いぼの予防
水いぼを予防するためには、皮膚のバリアをしっかりと保つ必要があります。
そのためには、保湿をすることが1番です。冬場はもちろん夏でも日焼けをすると皮膚が乾燥するので、お風呂上がりにクリームを塗ってあげると良いですよ(^o^)
↑説得力がないかもですが、我が家はいつもママアンドキッズの「ベビーミルキーローション」を使っています(^^)
お風呂上がりのスキンシップにもなりますよ〜♪
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